今回は中古ドメインを使用することについてのデメリットについて解説していきます。
中古ドメインのメリットは、
での解説の通りでSEO上かなりの恩恵を受けることができます。
なので、一見メリットしかないように思える中古ドメインですがデメリットもあります。
それをこれから1つずつ説明していきます。
目次
中古ドメインのデメリット1:値段が高い!
中古ドメインはメリットが大きいだけに一般的な新規ドメインと比べて値段が相当高いです。
値段はそのドメインのページランクに応じて高くなります。
ページランクとは、Googleによりサイトの評価を数値化したものです。
主にそのドメインへの被リンクの数や質により、0から10までの10段階で表されます。
このページランクが高いドメイン程高額になります。
中古ドメインで使用するのであれば、最低でもページランク3以上のものから選んだ方がいいです。
金額は大体こんな感じです。
- ページランク3:5千円から2万円くらい
- ページランク4:1万円から5万円くらい
- ページランク5:3万円から10万円くらい
- ページランク6:10万円から30万円くらい
ページランク7以上はほとんど取引されていない(市場に出まわってしない)です。
中古ドメインは、
といった中古ドメイン販売サイトから購入することができます。
中古ドメインのデメリット2:当たり外れがある
これが怖いのですが、中古ドメインには当たり外れがあります。
中古ドメインの前の運営者が何かしらのペナルティを受けていた場合などは、そのペナルティをそのまま引き継いでしまう可能性があります。
そうするとせっかく高いお金を払って手にしたドメインが、検索結果にまったく表示されず、圏外扱いを受けてしまっているということもありえます。
ドメインの過去の運用歴は
で確認することができます。
中古ドメインを購入する場合は、必ず上記のサイトで過去の運用歴を調べてみた方がいいです。(アダルトサイトだったりしないかなど)
私の場合、原因は不明ですが、9万円で購入したある中古ドメインは何かしらのペナルティを受けていたようで、いくら記事を作成してもどの記事も検索結果に表示されないという現象に見舞われました。
その時はショックすぎで、どうしようもなかったことを覚えています。。。
その後、なんとかしようとしたのですが結局ダメでした(泣)
中古ドメインのデメリット3:数ヶ月で圏外へ飛ぶ可能性がある
詳しい原因は不明ですが、中古サイトは数ヶ月で突如圏外に飛ぶことがあります。
そもそも中古ドメインの持つ被リンクやページランクは、正しい方法で得たものではない見せかけのものなので、そういったドメインをGoogleが嫌っている可能性があります。
これも全てがそうなるというわけではないですが、数ヶ月で原因不明の圏外行きとなるサイトは確実に存在します。
そのサイトのアクセスはその後復活することはありませんでした。。。
中古ドメインのデメリット4:ページランクが下がる
被リンクによって支えられているページランクは、そのリンク先からリンクを外されるとページランクが下がってしまいます。
中古ドメインのサイトの内容が新しい運営者によって変われば、当然リンクを外される可能性があります。
そしてそれが原因でページランクが下がります。
私の所有するドメインでも、やはりページランクが下がったものがあります。
中古ドメインについて結論
中古ドメインの購入は、ある意味博打的なところがあります。
当たりを引けば、効果が高いドメインを長く運用することができますが、外れれば本当に使えないドメインと化します。
中古ドメインは、最初からアクセスを集めやすいのでスタードダッシュには適していますが、長期的にみれば、いつ死んでもおかしくない危険性を秘めています。
高ページランクの中古ドメインに関しては、バックリンクサイトとして使うことが適していますが、やはりページランクの減少の可能性があることは気にしておく必要があります。
非常に分かりやすいメリット、デメリットを併せ持つ中古ドメインですが、品切れが続いている状況を見ると依然人気があるということを伺い知ることができます。
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