Googleアドセンスで収益を増やすためには、クリック率とクリック単価の意味をしっかりと知っておくことが大事です。
そこでこの記事ではアドセンスで稼ぐ上で知っておくべき3つの項目について解説します。
その3つとは「クリック率(CTR)」「クリック単価(CPC)」「RPM」です。
これらの数値をチェックすることで、より収益率を高めるためのサイト最適化のヒントになります。
Googleアドセンスの詳しい仕組みについては「アドセンスで稼ぐ方法を知る!それが最も簡単な副業です。」で詳しく解説しています。
クリック率(CTR)
「CTR」とは広告のクリック率です。
広告表示回数を広告のクリック回数で割ったものです。
なので、クリック率が1%であれば、おおよそ100回広告が表示されて、そのうちの1回広告がクリックされたということになります。
このクリック率ですが、普通のサイトだと、大体平均0.2%~1%くらいです。
ただ、これはあくまで平均で、サイトのジャンルやコンテンツ次第で上下します。
例えば、ポータルサイトなどのクリック率は、0.2%以下だったりしてかなり低いです。
おそらく、ポータルサイトを訪れるのユーザーは、リピーターが多いので、そのため広告には目が行かず(広告が背景と化している)、クリック率が下がる傾向にあるのだと思われます。
逆に専門職の強いサイトだとクリック率が2%近くにまで上昇する事もあります。
これは、サイト全体のテーマが固定されているため、アドセンスのコンテンツにマッチした広告が効率よく表示されるためだと考えられます。
なので、クリック率を上げるには専門職の強いサイト作ることがおすすめです。
特にダイエット系のサイトなどは、かなりコンテンツにマッチした広告が表示され、クリック率が3%を超える日もありました。
例え、ページビューが少なくてもクリック率が高ければ収益に差がないです。
1日1000PVでクリック率1%のサイトも
1日2000PVでクリック率0.5%のサイトも
クリック回数は同じ100回です。
基本的にはPVを増やすことが有効ですが、どうしてもPVを増やせない場合は、コンテンツを見直してクリック率を改善してみるのも1つの手段です。
クリック単価(CPC)
「CPC」とはクリック単価のことです。
広告が1回クリックされるあたりで発生する金額です。
これは入札している広告主によって変わるので一概に平均的なものはないです。
増えたり減ったりと常に変動するので、ここの数字をみて一喜一憂してはいけないです。
RPM(1000回表示あたりの収益)
「RPM」とは表示回数1000回あたりの見積もり収益額のことです。
1000回表示あたりの金額ということで、目安のようなものですね。
この値はクリック率とクリック単価に依存するものなので、参考程度にみておけばいい感じです。
例えば、期間指定してデータを参照して、この月はRPMが低かったな的にチェックしたりします。
まとめ
アドセンスは単にサイトに広告を貼り付けるだけではなく、これらの数値をチェックして、常にサイトの状態を把握して、それに応じて最適化をはかることで収益を増やすことができます。
せっかくGoogleから細かなデータが提供されているので、これらの数値をしっかりと活用して効果的なサイト運営を心がけていきましょう。
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