あるジャンルに特化した新規サイトを7月に作ったのですが、最初の2週間くらいですぐに圏外へと消えていきました。。
その時はさすがに『えっ!いきなり!』って思いましたね。
キーワードもチェックしていたのですが、ひとつまたひとつと消えていき、最終的にはすべてのキーワードで圏外です。
当然、検索エンジンからのアクセスは皆無になりました。
圏外行きとなった時点では、被リンクもひとつもなく、記事数も数記事しかなかったので、特にペナルティを受けるものではなかったはずです。
サイトの滞在時間も1分以上あり、結構良いコンテンツで構成されているものでした。
にも関わらず、2週間くらいですぐに圏外行きとなりました。
サイトは日本語ドメインで運営していたので、やはり日本語ドメインは圏外へ飛びやすく安定しないものだと思っていたのです。
ここでこのサイトは諦めてということも考えたのですが、被リンク対策したらどうなるのか検証してみたくなり最終的には全く無意味になるかもしれないけれど、新しい被リンクにつけ方と言われる「3階層被リンク」を実践してみました。
3階層被リンク構造とは?
従来の被リンク対策は、メインのブログに向けて、いくものサテライトサイトからリンクを送るというものでした。
かつてであれば、このリンクの大量生産でも簡単に上位表示できましたが、Googleによるペンギンアップデートによりこれらのリンク対策をしているサイトは軒並み圏外へと飛ばされました。
この3階層被リンク構造は、これまので2階層とは異なり、ひとつひとつのリンクの質を高めて少ない被リンクでサイトの上位表示を狙う手法です。
3階層被リンク構造を実践した結果
今回の場合では、幾つものサイトライトサイトからリンクをおくるのではなく、被リンク元となるサイトは4つに絞りました。
そしてその4つは全てそのジャンルと同じジャンルのサイトです。
つまり同じテーマのサイトからメインサイトへリンクを送ったわけです。
しかもトップページから1本だけ送ります。
つまり、合計4本のリンクをメインサイトへ送ったことになります。
さらに4つのサテライトサイトにも、それぞれに対して第3階層サイトから10本の被リンクを送りました。
第3階層から第2階層へのリンクは、トップページだったり、記事ページだったり、適度にバラします。
そしてリンクを付ける頻度も1週間に1本などど、あくまで自然なペースでリンクつけをしていきました。
結果構成としては、
メインブログ ← 第2階層ブログ ← 第3階層ブログ
とし、
メインブログ ← 第2階層ブログ : 4本のリンク
第2階層ブログ ← 第3階層ブログ : 10本のリンク
というリンクを送るようにしました。
第2階層ブログは4つあるので、つまりメインブログは、
合計 4 × 10 + 4 = 44本
のリンクパワーを受け取ることができます。
検索順位の変動
結果どうなったかというと、9月半ばから、各キーワードで順位がつくようになり、一気にアクセスが集まり始めました。
そのジャンルの1キーワードでも2ページ目に表示されるようになり、サイト自体もかなり上位表示されやすくなっています。
一度圏外に飛んでも、適切な被リンクを送ることで上位表示されやすい状態で再び順位をつけることができたわけです。
ここで2階層構成にして、何十本ものリンクをすべてメインサイトに向けて送った場合はこのような結果にはならなかったかもしれないです。
多くのリンクが2ヶ月の間に付く動きが不自然だからです。
3階層構成にし、2階層目にリンクを集め、その集まったリンクパワーを1本だけに凝縮してメインサイトへ送っていることがメインサイトを強くする効果に繋がったのだと思います。
更には日本語ドメインであるため、ドメイン名のキーワードに引っかかるため、さらに上位表示されやすくなっています。
このサイトの記事数自体は10記事ほどしかないにもかかわらず、毎日500PVほどを集めています。
記事数に応じてページビューも増えるので、100記事ほどで1日1万ページビューも可能なはずです。
今後いろいろと実験しながら、さらに内部SEO、外部SEO共に検証していきます。
近ツリ
椎名さん
はじめまして
近ツリといいます。
最近のSEOは正直よくわからなくて
とてもためになる情報ありがとうございます。
大量の被リンクが今では意味なかったり
色々と変化しているんですね。
メルマガ登録しました。
応援しています。
netadmin
近ツリさん
コメントありがとうございます。
Googleの進化と共に、SEOの手法も随時変化してきていますね。
ただ機械的な大量生産的手法ではなく、
コンテンツにしろ、被リンクにしろ、
数は少なくても質が高いものを扱うことこそが
最も効果の高いSEO対策となる傾向にありますね。
その本質の部分は今後も変わらないと思います。