アドセンス広告は適当に設置すればよいというわけではなく、広告を配置する場所によって収益が大きく変わってきます。
最適化された配置で設置することで広告収入を最大することができるので、
どの配置が一番効果があるのか?
ということについて検証していきます。
「テキスト広告」と「ディスプレイ広告」
まず広告の種類としては「テキスト広告」と「ディスプレイ広告」があります。
<テキスト広告>
<ディスプレイ広告>
この場合、
- 「テキスト広告」だけ表示するか
- 「ディスプレイ広告」だけ表示するか
- 「テキスト広告」「ディスプレイ広告」を両方表示するか
を選択できます。
1つの広告エリアに対してのことなので、その部分にテキスト広告かディスプレイ広告のいずれかが表示されるわけです。
一般的にはテキストのみの広告よりもディスプレイ広告の方が目立つので、クリック率も高いのではないかと考えて、「ディスプレイ広告」のみで広告ユニットを生成してしまいがいちです。
『テキスト広告のみ出稿している広告主』『ディスプレイ広告のみ出稿している広告主』も存在しているので、仮に「ディスプレイ広告」を選択してしまうと、テキスト広告のみを出稿している広告主の広告は表示されなくなります。
逆に「ディスプレイ広告」を選択すると、テキスト広告のみを出稿している広告主の広告は表示されなくなります。
アドセンス広告は、広告が設置されているコンテンツにマッチした広告やユーザーの趣味志向にあった広告が自動選択されて表示されます。
ですので、「テキスト広告」や「ディスプレイ広告」のみにしてしまうと、それだけ該当する広告主の数が減ってしまい、ユーザーにとって最適な広告が表示される機会を失ってしまいます。
なので、広告ユニットを生成する際は、そういった損失を防ぐためにも「テキスト広告とディスプレイ広告」を選択すべきです。
これにより、テキスト広告、ディズプレイ広告から最も適合する広告がブログ上に表示されて、よりユーザーにとって興味がある広告が表示されます。
そして、それがクリック率の向上につながります。
リンクユニットは設置すべきではない
設置することができる広告ユニット数は1ページ辺り3つまです。(注:現在は3つまでの制限は無くなりました。)
それ以上の広告を設置してもそれは表示されなくなります。
また広告ユニットとは別にリンクユニットと呼ばれる広告があります。
リンクユニットは、ページのコンテンツに関連するトピックがリスト形式で表示される広告です。
<リンクユニット>
通常の広告ユニットであれば広告がクリックされた時点で報酬が発生しますが、リンクユニットの場合はリンクがクリックされただけでは報酬発生となりません。
クリックした先のページでさらに広告がクリックされた時点での報酬発生になります。
なので、報酬発生まで2回のクリックが必要となるわけです。
そのため、このリンクユニット広告の成果発生クリック率はかなり低いです。
平均のクリック率は0.1%以下です。
実験的に設置してみた結果、
PV:1,006,617回
に対してのクリック数は、
808回
です。
クリック率は約0.08% です。
アドセンス実践の初心者の方にありがちなのは、ページにできるだけたくさんの広告を設置してクリックの機会を増やそうと考えてしまいますが、
アドセンスの広告は、数が多ければいいというわけではなく、きちんとクリックされる広告を適切に配置して最適化することを検討する必要があります。
そういう観点でとらえると、このリンクユニットを設置することはデメリットになります。
もともと報酬発生率が低い上に、この広告を設置することでページの広告が割合が増えてしまい、ユーザビリティが損なわれてしまうからです。
(注)現在のリンクユニットはデザインが大きく改善されてアドセンス収益を高めやすくなったので、おすすめの広告ユニットとなっています。
クリック率の低い広告を外して最適化する
アドセンスの広告では、あまりクリックされない広告は設置していても意味がないので、そういった広告は外すべきです。
そういう意味でこのリンクユニットは設置する必要はないです。(注:現在のリンクユニットはオススメの広告ユニットになりましたので設置していきましょう。)
効果的にアドセンス報酬を発生させていくのであれば、設置する広告は、
「テキスト広告とディスプレイ広告」の広告ユニットを3つ
で十分です。
ページにはこれ以外のアドセンス広告は必要ないです。
収益性の高い広告配置とは?
この広告ユニットを記事本文中に3つ設置するのが、もっともクリック率が高く収益性も高いです。
本文中の設置する箇所は、
- 「MOREタグ」の位置
- 記事本文中の任意の場所
- 記事本文下
の3箇所です。
「MOREタグ」の位置には「Master Post Advert」というプラグインを使用します。
記事本文中の任意の場所に広告を表示する場合は「Quick Adsense」とうプラグインを利用します。
本文中の広告ユニットを2つ、サイドバーに1つという設置もありますが、その場合、スマホからのアクセス時には、サイドの部分が省略されて記事本文の広告2つしか表示されなくなります。(注:現在は3つ以上のアドセンス広告も表示されます。)
最近ではスマホからのアクセスが半分以上を占めるようになるほど、スマホでのブラウジングのシェアが伸びてきているので、記事本文3箇所に広告を設置するほうがクリックの効果を見込めます。
まとめ
アドセンス広告はただ設置するだけであったり、数多く設置すればいいというわけではなく、きちんと効果が見込める広告を適所に配置することが大切です。
もちろんスマホの普及に代表されるように、その常々でより適切な広告を配置を見つけていく必要があります。
いろいろな配置を試して、その効果を検証して、広告配置を最適化していくことこそがアドセンスで安定的、効果的に報酬を伸ばしていく上で大事なポイントとなります。
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ひとつ言えることはインターネットを使って収入を得ることは想像以上に簡単だということです。
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とか思って行動できないのだとすればかなり勿体ないです。
まだまだインターネットを使って副収入を得ることができることに気がついていない人が多いので、早めにスタートしておくと後々有利になることは間違いないです。
齋藤正子
アドセンス広告の付け方でお聞きしたいのですが、「Stinger8」のテンプレートでブログを作りまして、アドセンス広告を、ウイジットから付けようと思いますが、「アドセンス広告」の場所に広告コードを貼りつける時に、ビジュアルかテキストかどちらを選べばよいかわかりません。どちらでやれば良いですか?
ちなみに、テキストでやろうとすると「貼り付け」という文字になりますが、ビジュアルにすると、「印刷」という文字になるのです。コードを印刷すると言うのが何か気になるのですが、それでテキストで一度「貼り付けて」サイトを見て見たら広告は付いていませんでしたが、時間もかかるのでしょうか?
netadmin
ウィジェットで広告コードを貼り付ける場合は、
「テキスト」モードで貼り付ける形でOKです。
新規の広告ユニットの場合は、コードを貼り付けてから
広告が表示されるまでは暫く時間がかかりますので、
時間をおいてから確認されてみてくださいね。